運動生理学のプロに聞く。ワークアウト中に目まいがするのはどうして?

02 January 2019

運動生理学のプロに聞く。ワークアウト中に目まいがするのはどうして?

ワークアウトの最中や後に目まいがするのは、血糖値、血圧、pH値のいずれかが下がっているから 。pH値に関して言えば、ハードなワークアウト中は筋肉が乳酸を生成するので、体がいつもより少し酸性になるからだ。この困った症状の予防法を、アメリカ版ダウンロードが米コロラド州オーロラのアンシュッツ・ヘルス&ウェルネスセンターに所属する運動生理学者、クリスティン・J・スピーカー博士に教えてもらった。

血糖値の低下を防ぐには、ワークアウトの前3時間は何も食べないようにすること。24時間の断食やマラソンを終えたばかりでもない限り、肝臓と筋肉には大量の糖分子が結合したグリコーゲンがたっぷり蓄積されており、運動中のエネルギーになる。また、何か食べるとホルモンのインスリンが分泌されるが、このインスリンが体内の細胞に血中から糖を吸収するよう命じる。この状態でエクササイズをすると、細胞がインスリンに敏感になるだけでなく、筋細胞内の糖=グリコーゲンまで出て行ってしまうので、血糖値が下がるというわけ。

血圧を安定させるには、水分補給を怠らないこと。運動中は最低でも355ミリリットルの水を飲むようにしよう。また、ウオームアップとクールダウンに5分以上かけること。乳酸の蓄積がめまいの原因なら、ハードなワークアウトに体が慣れるにつれて治まってくるはず。

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。