体が喜ぶ旅に出よう。フィット&ヘルシーなアメリカ旅ガイドPart1

04 August 2018

体が喜ぶ旅に出よう。フィット&ヘルシーなアメリカ旅ガイドPart1

こんな旅行ガイドを待っていた! このガイドでは、体が喜ぶことをテーマに掲げ、「冒険」「リラック」「フィットネス」を軸に、アメリカの10都市をその地に精通するローカルがご紹介。疲れた筋肉をマッサージでほぐすもよし、思いっきり体を動かすもよし、ヘルシーな食事を口にするもよし。あなたが今、一番求めているプランはどれ?

最近気になるといえば、旅行後にデトックスを必要としない、ヘルシー志向な旅行プラン。グローバルウェルネス協会曰く「ウェルネス観光」は、2020年までにどの観光よりも50パーセントほど早く上昇すると予測されているそう。

旅先は何も、例えばバリでの静かなトレッキングなどには限らない。今回はアメリカに限定して、人生が変わるスポットから創作性溢れるフード、ホリスティックなスパなどをAirbnbのトラベルエキスパートと一緒にピックアップ。キーワードは「冒険」「リラックス」「フィットネス」。現実逃避の欲求を満たしつつ、帰国する頃にはシェイプアップしているかも!? ぜひ今後の旅プランの参考にして。


禅を求めるのなら、カリフォルニア州サンタバーバラ!

禅を求めるのなら、カリフォルニア州サンタバーバラ!

ロサンゼルスから100マイル北西に向かったところにある、太平洋岸とサンタイネスに挟まれた街、サンタバーバラ。セレブたちの御用達であるビーチタウンで、ローカルなヨガスタジオ「ヨガ・スープ(yogasoup.com)」のヨギ、ルーカ・クペリと元気を取り戻そう。

金曜日の過ごし方
まずは“気”を整えるために、「ダウンタウン・コミュニティ・アキュパンクチャー(yourdca.com)」で鍼治療を受けてみて。お値段はリーズナブルな20ドルから。治療後は「Ahジュース(ahjuice.com)」でコールドプレスされたグリーンジュースをゴクリ。ヴィーガンかつグルテンフリーなカフェ、「グリーン・テーブル(green-table.com)」でゴージャスな抹茶ドリンクをいただくのもおすすめ。

土曜日の過ごし方
とびっきりの景色を求めるのなら、地元民からはヘンドリーと呼ばれている「アロヨ・ブロ・ビーチ」へ。崖に挟まれているここは、ラッキーであれば独り占めできる可能性も。カメラのフィルターなし、リアルに楽しめる美しい夕日は圧巻のひと言。ルーカいわく、「夕暮れ時に波の音を聞きながらはだしで歩くと、心も体も癒やされる」そう。

日曜日の過ごし方
ゆったりと時間を過ごしたければ、ヒマラヤ岩塩の洞窟を持つショップ「ソルト(saltcavesb.com)」へ。どうやらこの洞窟の鉱物粒子は、不安な気持ちやアレルギー症状をケアしてくれる上、肌の調子も整えてくれるみたい。「涼しくて、静か。ダウンタウンで最も忙しい通りに店を構えてはいるものの、とても安らげる」とルーカ。中には、重力ゼロのいすに座って瞑想する、なんてアクティビティも。もっと動きが欲しければ、マッサージ、ボディスクラブ、ヨガレッスンも選べる。


ちょっと変わった場所が好みなら、ミシガン州のデトロイトへ

ちょっと変わった場所が好みなら、ミシガン州のデトロイトへ

アーティストや企業の手によりファンキーな街に仕立てられた、デトロイト。食品雑貨店「ザ・ファーマーズ・ハンド」の共同所有者であるデトロイトローカル、キキ・ルーヤいわく、地域に根付いた農業の支援やローカルとの一風変わった交流の場が、デトロイトならではなのだとか。

宿泊のススメ
話題の「デトロイト・ファウンデーション・ホテル(detroitfoundationhotel.com)」に泊まろう。実はこのホテル、元消防署。ここでは地域の食材を使ったさまざまなコラボレーションが楽しめ、スナックバーにはミシガンで作られたお手製チョコがたくさん置かれている。土曜日には、「デトロイト・ボディ・ガレージ(detroitbodygarage.com)」の創始者が主催するランニングクラブやブートキャンプが催されているので、要チェック。

食のススメ
お昼には、ローカルとランチができる「ギャザー(gatherdetroit.com)」へ。“コミュニティ・ダイニング”をコンセプトとするここはテーブルは3つ、席は30席のみで、季節にちなんだ食事が楽しめる。夕飯には、比較的新しい「セルデン・スタンダード(seldenstandard.com)」へ。ここは軽めに食事を済ませたいときにぴったり。具材は全て近くの農家から仕入れているそう。

遊びのススメ
「ウィールハウス・デトロイト(wheelhousedetroit.com)」で自転車を借りて、デキンドレ・カット・グリーンウエイを走ろう。ひと昔前までは機関車が走っていたこの道は、川から屋外のイースタンマーケットをつなぐコースとなっている。日が暮れたら、オープンしたての自転車競技場「レクサス・ベロドローム(lexusvelodrome.com)」へ。時速35マイルで駆ける固定ギアバイクのサイクリストたちを観戦しよう。


冒険心に満ち溢れているのなら、コロラド州のコロラドスプリングス

冒険心に満ち溢れているのなら、コロラド州のコロラドスプリングス

西には標高4,300メートルほどのパイクスピーク、北には赤い岩が美しい景色を作り出すガーデン・オブ・ザ・ゴッズ。絶景に囲まれたコロラド・スプリングスは、冒険心たっぷりの人にはもってこい。さあ、あなたの根性を見せて!

身を任せるだけのアクティビティ
ストラップをつけたら、あとは飛ぶだけ。セブン・フォールズのジップラインコースは、ギザギザの崖や滝の上をインディー・ジョーンズのような気分で目いっぱいスイングできる。(broadmoor.com) 

年齢を問わずにアドレナリンが放出するアクティビティ
初心者用の急流下りツアーに参加して、アーカンソー川を下ろう。ガイドにパドリングを委ねたければ、ファミリーフロートがおすすめ。(arkansasrivertours.com)

二輪で駆けるアクティビティ

パイクピークスをバンで2,133メートルを登ったら、今度は自転車で降下。なんとそうすることで、5つの生物分布帯を通過できて楽しめる。ランチは麓で。(bikepikespeak.com)

天より高く登れるアクティビティ
ガーデン・オブ・ザ・ゴッズにある19の砂岩が楽しめる景色の中を登ってみよう。(frontrangeclimbing.com)

とびっきりのチャレンジに挑めるアクティビティ
マニトウ・スプリングスのハイキングコースは、1マイル走り抜けるだけでなんと標高610メートルまでたどり着ける。ここはオリンピック選手も愛用するコースみたい。ちなみに過去に女性が出している1マイルの最速記録は、20分7秒。


写真を撮るのが好きなら、メイン州ポートランドを目指して

写真を撮るのが好きなら、メイン州ポートランドを目指して

ニューイングランドの人たちが週末に好んで向かう先は、新旧をうまく組み合わせているポートランド。注目のレストランや高級住宅が続々と登場するエリアだが、昔からある海やゴツゴツした岩が作り出す海岸は美しさを失わない。地元の写真家、クリスティーン・レイリー(@mainetheway)が教えてくれたのは、ポートランドのインスタ映えするスポット。

1. 歴史の深いオールド・ポート・ディストリクト
「セントラル・プロヴィジョンズ(central-provisions.com)」はアメリカ版の地産地消ともいえる考え方、「ファーム・トゥ・テーブル」を取り入れたレストラン。ジェームス・ビアード賞のベスト・ニュー・レストラン部門では、ファイナリストにも選ばれている。

2. これ以上ないほど新鮮なロブスターロール
バターがたっぷり塗られたパンから、はみ出るようにして盛られたロブスターには思わず感激。ロブスターロールを食すなら、新鮮なロブスターを一日二回仕入れる「ポートランド・ロブスター(portlandlobstercompany.com)」で。

3. バッグ・ライト・パークのポートランド・ブレイクウォーター・ライトハウス
自転車でカスコ・ベイブリッジを約20分渡り、格好いい灯台の姿に魅了されよう。

4. 地元のクラフトビール
「アラガッシュ・ブリューイング・カンパニー(allagash.com)」のビールも、「タンデム・コーヒー・ロースターズ(tandemcoffee.com)」のコーヒーも、写真マニアにはうれしい見栄えする1杯。


ブティックフィットネスに興味が湧いたなら、テキサス州ダラスをチョイス

ブティックフィットネスに興味が湧いたなら、テキサス州ダラスをチョイス

ダラスでは「軽食」なんて概念は存在しない。ローカルたちは毎週末、バーベキューをたらふく食べるのがお決まり。それでも5.6キロのケイティ・トレイルや、15キロのホワイト・ロック・レイクのトレイルコを一年を通して平気で走るし、12月になればダラス・マラソンにも参戦するからすごい。ダラスのローカルは競争心が激しいうようで、とんでもなく暑い季節にも下記の4つのフィットネスシーンが盛り上がりを見せるみたい。

1. ワン・ラグリー
腹筋を鍛えるにはもってこいの45分間クラス。筋肉の一つ一つを使って脂肪を燃やし、コアを鍛えることにフォーカスが当てられている。(onelagree.com)

汗の噴出度:★☆☆☆

2. シティ・クルー
ローイングをHIIT(ヒート)やバレエと組み合わせた50分間のクラス。最後に使うフォームローラーのエクササイズがイタ気持ちいい。(citycrewdallas.com)

汗の噴出度:★★☆☆

3. ZYN22
自転車を使ったエクササイズの「スピン」ではネオンがまぶしくきらめきいて爆音のベース音が鳴り響く中、ダンス&エクササイズに取り組む。通常のレッスンは45分間。(zyn22.com)

汗の噴出度:★★★☆

4. ディストリクト・クライム
カーディオマシン「バーサクライマー」を使えば、滝のように汗が流れること間違いなし。何せ、たったの30分間で登りコースのような負荷をかけてダッシュもできる。最長で1.4キロほど。全てのエクササイズをテンポのいい音楽と一緒に楽しめる。(districtclimb.com)

汗の噴出度:★★★★

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロード2018年7月/8月号から翻訳されました。

Text: Kristen Dold Translation: Miku Suzuki Photo: Getty Images