トレーニングで得たのは、メンタルの強さ。加治ひとみさんのトレーニングライフ

19 June 2018

トレーニングで得たのは、メンタルの強さ。加治ひとみさんのトレーニングライフ

見とれてしまうほどの女性らしい曲線美と鍛えられた腹筋。アーティスト、加治ひとみさんは自分の体重くらいのウエイトを持ち上げるほどのハードなトレーニングも行なっているというフィットネス女子でもある。


リラックスと追い込み、両方を同時にできるのがピラティスの魅力

リラックスと追い込み、両方を同時にできるのがピラティスの魅力

「私、20代前半は夢が見つからなくて、そのせいで精神的にも結構参っていました。女性なら誰しもあるかと思うんですが、自分の将来とうしたらいいんだろう? という不安。やりたいこともなく、父の仕事を手伝っていたので、ゆるっと働けて、夢もないただの女の子でした。休みの日に友達と飲みに行っても全然美味しくないし、言われたことをやっているだけだから達成感もない。そんな時に出会ったのがピラティスです」

そう語る加治さんのピラティス歴はもう8年。

「当時はピラティスもまだメジャーではなくて、ビヨンセやリアーナがツアーの前に取り入れている、というのを知って、試してみました。実際にやってみると、呼吸をしっかりすることで心が安定するし、腹筋も割れました。リラックスしながらとてもきついことをするのがピラティス。メンタルを鍛えられつつ身体にも負荷をかけられるのが魅力ですね」


27歳で遅咲きのアーティストデビュー。そして試練の日々

27歳で遅咲きのアーティストデビュー。そして試練の日々

夢が見つからなかった女の子はピラティスを通してメンタルの強さを手に入れ、そして27歳の時、「人生後悔せずやりきった感が欲しい!」と奮起して、東京ガールズコレクションのアーティスト部門のオーディションに応募。見事グランプリを受賞してデビューが決まった。「周りは16歳くらいの子ばかりでしたから、かなり遅咲きでした(笑)」

アーティストとしてデビューしたものの、デビューすれば売れるというほど優しい世界ではない。彼女にとっては試練の連続だった。

「以前の私だったら辛くてやめていたと思いますが、今は辛ければ辛いほど、逃げたくないと思うんです。そんなメンタル面での成長も、トレーニングの成果かなと思います」 

現在は、自分の体重ほどもあるウエイトを持ち上げるなど、かなりハードなウエイトトレーニングを1週間から10日に1回程度行なっているという彼女。トレーニングの後は、ドアも開けられない、シャンプーもできないほどの筋肉痛に襲われるという。そこまで追い込むのも、全てはメンタルを鍛えるため。

「どんなに気分が落ち込んでいても、きついトレーニングをやり切ると、前向きになれるし、即効性がある。トレーナーさんには、私がどれだけきつそうにしていても絶対にやめさせないでほしいとお願いしてあります」


心身共に健康になっていく女性たちの先頭を走っていきたい

心身共に健康になっていく女性たちの先頭を走っていきたい

「身体=心。私自身、心が元気じゃなかったこともあるし、トレーニングを通じて心が強くなり、身体も変わりました。日本人でも、継続することでこんなヒップになれるんだ、こんな体型はトレーニングで作れるんだ、というスタイルを自ら手に入れて、多くの女性がトレーニングを始めるきっかけになれたらいいな、と思います」

今年はアーティスト、加治ひとみとして新たなミュージックビデオを製作中で、フィットネススター、加治ひとみとしても、自身のインスタグラムなどで積極的に女性たちをインスパイアしていく予定だとか。

心身共に健康になっていく女性の先頭を走りたいという彼女の新たな挑戦は、スタートしたばかり。これからの彼女を応援したい。

Photo : Masato Moriyama Hair & Make-up : Yuki Ishizawa