摂食障害を乗り越えて……カーディオからクロスフィットに変えた私に起きたこと

06 June 2018

摂食障害を乗り越えて……カーディオからクロスフィットに変えた私に起きたこと

ジュリア・パーツィックいわく、10キログラム増えた今の自分が一番幸せに感じるんだそう。

自転車を乗り回し、バレーボールやソフトボールにサッカーと、いつも外でアクティブに遊んで育った私。でも、体を動かし、スポーツを楽しむことができたのは、高校に入るまで。

 

痩せなきゃというプレッシャーを感じ始め、大食いしたかと思えば下剤で腸を空にし、取りつかれたように有酸素運動に励むようになった。とにかくカロリーを消費することに夢中。もっと頑張れば、もう少し食べられると思ったから。1日6キロメートルのランニングを始め、最終的には1日10キロメートル走るようになった。でも、フィットな暮らしに憧れる一方で、運動するのが段々怖くなり、しまいにはそれが面倒な仕事に。いつの間にか、不健康な生活が始まっていた。

 

幸いなことに、20代の初期に出会った摂食障害のセラピストと栄養士のおかげで、私は無事に回復。自分がどうしてあんな風に感じていたのか、どうして自分の体が嫌いだったのかを解き明かしながら、心の悩みに向き合い始めた。考え方を変えて、食事や運動とのヘルシーな関係を築くにはどうすればいいかを学び直す必要があった。

 

そんな中で私は、クロスフィットのコーチをしている男性とお付き合いを開始。自分のクラスを見に来て欲しいと彼に頼まれても、運動との関係に大きな問題を抱えていた私は、しばらくその誘いを断っていた。でも、最終的には、クロスフィットがどんなものかを見に行く決意をした。


1.変化

 

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本当にビクビクしていた私を、ジムのみんなはとてもやさしく受け入れてくれた。周囲には、ポジティブで情熱的、たくましくて協力的な女性がいっぱい。大音量の音楽を背に、バーベルがガチャンと落ちる音が響き、低いうめき声があちこちから聞こえた。でも、私を一番驚かせたのは、参加者の多様性。ママや10代の子どもから、20代30代の女性まで、あらゆるタイプの人々が、ただひたすら強くなろうとしていた。筋肉隆々の太い太ももにスパッツを履いた女性の姿に惚れ込んだのを覚えている。

 

その環境のすべてが私を魅了し、あっという間に私はクロスフィットの虜に。

 

ムキムキになるのをいつも恐れていたけど、これほどまでに強い女性に囲まれていると、そんな心配もすぐに消え去った。みんなのカッコよさを目の当たりにし、どんどん重いウエイトを上げるだけで私もそうなれると考えたら、もうやるしかない。

 

ワークアウトを数回こなした頃には、なんだか体がすごくスッキリ。筋肉が付き始め、体も強くなってきた。自分の体がリフティングのためにできているかのように感じたし、仲間たちとは本当に気が合った。ワークアウト中に、自分の見た目が気にならないのも生まれて初めて。100キログラムのデッドリフトを可愛く決めることはできない。だから、見た目なんてどうでもいいと自分に言い聞かせて、一気に持ち上げたわ!

 

次第に私は、このクラスをセラピーの一種として見るようになった。有酸素運動は面倒になったけど、クロスフィットは汗と一緒にストレスを流し出し、自分に自信を持たせてくれる。

 

筋肉痛を感じながらも、エネルギーいっぱいの体で朝目覚めるのが嬉しかった。クラスに参加し、今までできなかったことに挑戦している気分が大好きだった。筋肉が震え、日に日に成長を感じられることに喜びを感じた。そして、このような感覚こそがワークアウトの目的になってきた。見た目から注意をそらし、気分への影響を重要視するようになった。


2.ワークアウト

 

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今では、朝5時に起きて出勤前にワークアウトしている。大変だけど、長い一日を終えて帰ってきたら、のんびりできるのは最高。自分の活力レベルに応じて、週3~6回ワークアウトしている。しばらくはクロスフィット一本だったけど、過去の失敗から、ワークアウトが常に楽しめるように色々取り入れている。最近では、サイクリング、HIIT、フロー (ダンスヨガのクラス)、リフォーマーを使ったピラティス。


3.食事

 

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ミールプランは特にない。食事内容を記録したり、カロリーを数えたり、特定の食事法に従うこともない。体の声に耳を傾け、体が必要としているものを直感的に食べる。だから、ランチを巨大なグリーンサラダにする日もあれば、ハンバーガーやピザを食べることも! 摂食障害から立ち直ってからは、食事をちゃんと楽しむようにしている。人生の中で、食べちゃいけない物はないと思う。


4.見返り

 

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“夢の体” に憧れたこともあったけど、当時は心と魂がズタボロだった。たぶん今より10キログラムくらい軽かったけど、ありのままの自分でいる余裕がなかったし、人生を楽しんでいなかった。でも、今は違う。自分の体が大好きだからワークアウトが楽しめる! 人生を楽しんでこそ、ヘルシーな暮らしが送れることを学んだ。自分が惨めだったら、“完璧な体” を手に入れたって意味がない。運動と食事は確かに私の生活の一部だけれど、それが私の生活をコントロールすることはもうない。

 

今の私にとって、本当の健康とは心、体、そして魂の健康。日々の暮らしの中で、このバランスを見つけるのには長い時間がかかった。摂食障害に苦しんだことがある人なら誰だって、ヘルシーに体を動かしていたつもりが、バランスが崩れるといつの間にかアンヘルシーな習慣に陥ることを知っている。でも私は、古い標識に従って道を外れることのないよう常に注意している。ワークアウトを逃した自分を責めたり、運動を楽しむことを忘れたりすることのないようね。自分がしていることを心から楽しむ努力もしている。今でも自分を追い込むことはあるけど、それは私の見た目に対する処罰じゃない。私が重視しているのはダイエットのゴールではなく、フィットネスの機会をヘルシーに使うこと。


5.ジュリアからのアドバイス

 

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自分自身のため、自分のためだけにワークアウトすること。その過程で、自分の体を愛し続けること。自分の体を好きになりたければ、そこに辿り着くまでの道のりも好きにならなきゃ。体は常に変わり続ける。それが現実。でも、最優先するべきなのは自分を愛すること。

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

Text: Julia Parzyck as told to Rachael Schultz Translation: Ai Igamoto Photo: of @fitfatandallthat