パレオダイエットでも大活躍の蜂蜜! 知られざるパワーと「驚きの事実」

14 October 2018

パレオダイエットでも大活躍の蜂蜜! 知られざるパワーと「驚きの事実」

今や注目のダイエット法の一つである、パレオダイエット。この話題のダイエットでは“安全” で “ナチュラル” な蜂蜜を甘味料として使うとされている。健康そうなイメージだけど、蜂蜜ってホントに体にいいの? 栄養たっぷりと言われるけれど、実のところはどうなの? 気になるカロリーは? 蜂蜜というだけで何となくよさそうと思いこんでいるけれど、きちんと知っている人は多くはない模様。管理栄養士が語る蜂蜜の意外な「横顔」を、アメリカ版ダウンロードからピックアップ!


料理に使うときにも覚えておきたい! 知られざる蜂蜜の栄養価

米国農務省によると、大さじ1杯の蜂蜜に含まれる栄養価は以下の通り。

● カロリー:64キロカロリー
● 脂質:0グラム(飽和脂肪0グラム)
● タンパク質:0.1グラム
● ナトリウム:0ミリグラム
● 糖質: 17グラム
● 糖類: 17グラム
● 食物繊維: 0グラム

同量の白砂糖、またはグラニュー糖ではどうだろう。

● カロリー:49キロカロリー
● 脂質: 0グラム(飽和脂肪0グラム)
● タンパク質:0グラム
● ナトリウム:0ミリグラム
● 糖質:13グラム
● 糖類:13グラム
● 食物繊維:0グラム

蜂蜜のカロリーは、ほぼ100パーセント、糖由来のもの。しかも、大さじ1杯の蜂蜜には、普通の砂糖以上の糖質と糖類が含まれている。

でも、公認管理栄養士のメリッサ・ジョイ・ドビンズによれば、「果糖が多い蜂蜜は、砂糖の1~1.5倍甘い」。つまり、少量で普通の砂糖と同じだけの甘さが出せるということ。

グラニュー糖の代わりに蜂蜜を使うなら、多くてもレシピに記載されている砂糖の半分の量で、味を見るのがいいそう。


蜂蜜の栄養素とは? 体のトラブルと戦う力を科学の目で実証!

ドビンズによると「蜂蜜にはフラボノイドとフェノール酸などの強力な抗酸化物質に加え、電解質のバランスを取るカリウム、骨を強くするカルシウム、貧血を予防する鉄分などのミネラルも微量に含まれている」。「でも、正確な量は花の種類によって異なり、蜂蜜は1回の使用量が少ないので、こういった栄養素は他の食材からも摂取するべき」だとか。

風邪をひいたら紅茶に蜂蜜を入れるという慣習にも、ちゃんとした理由がある。『微生物学ジャーナル』に掲載された研究では、蜂蜜が複数のアプローチで風邪と闘うことが分かった。蜂蜜には細胞を殺す細菌が含まれており、これが病原体の増殖能力を弱め、抗生物質の効き目をよくしてくれるのだとか。

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衝撃の事実。蜂蜜ならどの種類も大体同じだった!?

大型のスーパーではマヌカハニーやクローバーハニー、ローハニーなど、色んな種類の蜂蜜を見かける。その違いは一体何?

ドビンズいわく、「アメリカ国内だけでも約300種類、世界的には3,000種類を超える蜂蜜が存在している。でも、種類によって栄養価や健康効果が大きく異なることはない」 そうなので、高価なマヌカハニーを買わなくても、他の蜂蜜で十分かもしれない。

「蜂蜜の香りと色はミツバチが食料探しの過程で、どの花を訪れたかによって変わる」 とドビンズは語る。例えばクローバーハニーは、クローバーに授粉するミツバチの蜜から作られている。一方、 「ローハニーは加熱処理やろ過が施されていない蜂蜜のこと」

蜂蜜は素晴らしい食材ではあるけれど、1歳以下の幼児にだけはあげない方がよい。ドビンズは「乳児ボツリヌス症の原因となり得る、ボツリヌス菌の芽胞が含まれているかもしれない」と言う。乳児ボツリヌス症はまれとはいえ、神経系を攻撃し、幼児をまひ状態に陥らせることもある怖いトラブル。

結論。蜂蜜は体にいいけれど、他の糖と同じように扱うべきものなので分量には注意して!

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

Text: Marissa Miller Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images