話題の2大ダイエット、パレオとケトジェニックの違いを徹底比較!

30 July 2018

話題の2大ダイエット、パレオとケトジェニックの違いを徹底比較!

新しいというわけでもないのに、ここ数年のGoogle検索ランキングでじわじわと上昇しているパレオ・ダイエット&ケトジェニック・ダイエット。人気の理由は、ジェシカ・ビールやチャニング・テイタムのようにナイスボディ&グッドルッキングなセレブたちがパレオの効果を強く信じていたり、コートニー・カーダシアンやリアリティ番組『ジャージー・ショア~マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ~』のヴィニー・ガダニーノがケトジェニックを実践して減量に成功したから。いずれにせよ、健康やダイエットに関心のある人であれば、パレオもしくはケトを一度はググったことがあるはず。そこで、夏に向けてダイエットしなくては! と思っているあなたのために、2つのダイエットの違いを改めておさらい。


ケトジェニック・ダイエットとは?

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ケトジェニック・ダイエットは脂質の摂取量が多く、糖質の摂取量が少ないのが特徴。そのため、このダイエットを実践する場合は総エネルギー摂取量のうち80パーセントを脂質から摂取し、炭水化物は制限もしくはカットし、タンパク質は適切な量を摂取することが求められている。

そうすれば、体は「栄養学的ケトーシス状態(nutritional ketosis)」、すなわち「糖質から得られるグルコースの代わりに脂肪をエネルギー源として燃焼するようになる」と、栄養情報サイト「Nutritional Ketosis For Health.com」は説明する。

それに炭水化物の摂取量を減らして脂質の量を増やせば糖質を燃焼する手間が省け、体をより早くケトーシス状態にすることができるという。
だからチーズやマヨネーズ、クリーム、ベーコン、バターなどは食べてもOKで、むしろ食べることを推奨している。そのかわり、パスタやフルーツはご法度なのでご注意を!


パレオ・ダイエットとは?

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パレオは消化の悪い食品、つまり乳製品や穀物、豆類、精製された砂糖などを食生活から除く食事法。基本的に、原始時代の人が家の周りで見つけたり、作ることができない食品には手を出してはいけないというルール。


では、“パレオ”と“ケト”の違いは?

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1. パレオ・ダイエットは糖質の摂取を禁止しているわけではない
ケトジェニック・ダイエットは糖を含むあらゆる食べ物を禁じているが、パレオ・ダイエットはフルーツやデンプン質の多い野菜は食べてよしとしている。

2.パレオ・ダイエットは脂質の摂取量を大幅に増やす必要はない
パレオ・ダイエットは基本のルールさえ守れば、フルーツや野菜を中心に、ほんの少し脂質をプラスした食事を楽しんでも大丈夫。

3. ケトジェニック・ダイエットは乳製品もOK
繰り返しになるが脂質が多ければ乳製品も食べてよし。一方のパレオ・ダイエットは、乳製品に分類される全ての食品にストップをかけている。

4. ケトジェニック・ダイエットには明確な目標がある
それはケトジェニック体質の体に変えること。かたやパレオ・ダイエットは健康状態を改善することが主な目的であるため、ケトジェニック・ダイエットのようにはっきりしたゴールはない。

5. ケトジェニック・ダイエットは食事管理を必要とする
パレオは原始人食を食べ、ダイエットを意識して生活すればOKであるのに対し、ケトジェニック・ダイエットは「総エネルギー量の80%を脂質にする」というストイックなルールを守らなければならない。


これらのダイエットは安全?

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どちらのダイエット法もたびたび論争の的になっているのは事実。とくに、ケトジェニック・ダイエットは糖質制限を美化する傾向にあり、栄養士からは摂食障害や実際の効果、ケトーシス状態に達するまでに減少する体重のほとんどが水分である点を心配する声が挙がっているという。

それに比べて、パレオ・ダイエットを不安視する声は少ないが、「人類も原始時代から進化しているため、現代の食生活に適した栄養素もきちんと摂取する必要がある」といった意見もある。

何はともあれ、“ケト”も“パレオ”も専門家の指導を受けて正しく行うのがいちばん安心。気になる人はトライしてみて!

Photo: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara
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