生理じゃないのに出血する6つの原因とは

12 December 2017

生理じゃないのに出血する6つの原因とは

いつもと違うタイミングの出血があったら心配する前にこれをチェック。

普段とは違う、いつもの生理ではないタイミングで下着に血がついていた、という経験は誰にでもあるのでは。確かに洗濯の手間が増えるけれど、マウントシナイの産婦人科医、ファヒメー・ササン医師によると月経サイクル以外での出血は基本的にはあまり気にしなくてはよいという。 

「でも新しい避妊薬を使い始めたわけではないのに、もし出血が続くような場合は、子宮筋腫や子宮ポリープが不正出血の原因かもしれないので病院に行くように」とアドバイスする。子宮筋腫も子宮ポリープもどちらも治療することができるけれど、悪化したり、放っておいたりすると不妊につながることもあるので気をつけて。

それ以外の多くの不正出血の要因は、そこまで心配するようなものではないそう。そこでササン医師に考えられる原因はなにか聞いてみた。


新しい経口避妊薬を飲み始めた

経口避妊薬

マヨクリニックによると、なにかしらの経口避妊薬を使っている人は、特に最初の数ヶ月はこういった不正出血を経験する可能性が高いそう。「これは、身体が新しいものに慣れようとしているだけ」とササン医師。そして出血があったとしても、一度だけの場合のこともある。そうでなく複数回続く場合は少しホルモンの用量が多いものに切り替えたほうがいいというサインのこともあるそう。そして出血は、IUDリングを入れたばかりの人や、避妊注射やインプラントをした人にも起きる。ただし、新しい薬を飲み始めてから3ヶ月たっても不正出血が続くようであれば一度病院に行くように。


ストレスがある

寝間着でストレスを感じている女性

不安はメンタルヘルスを乱すだけでなく、月経周期も乱すとササン医師は話す。「身体はすべてつながっているので、もしストレスがあまりにもあると、脳が卵巣に信号を送り、卵巣が子宮に信号を送る。そしてホルモンのバランスが大きく変わり、その結果出血が起きることがある」


飲んでいる薬の影響

薬を飲む女性

たとえば血液が固まって詰まるのを防ぐ、抗凝固薬などが不正出血の原因になることも。抗凝固薬は過去に血餅ができたことのある人に処方されるもの。こういった処方薬は、心臓発作や脳卒中のリスクを下げることはできるけれど、副作用もある、とササン医師は注意を呼びかける。

抗凝固薬は、血液をさらさらにしてくれる一方で副作用として出血しやすくなるそう。ロンドンのロイヤルフリーホスピタルの研究によると、この抗凝固薬による出血はよくあることだとか。もし、処方されていて出血がある場合は副作用に関して医師に相談してみて。


急激な体重の変化

体重計に乗る女性

「急激に体重が減った場合、生理が止まってしまうこともある。これは、進化の観点から考えると、赤ちゃんを育てるには脂肪が足りない、と身体が認識してしまうため」とササン医師。

そして、完全に月経が止まってしまうことにつながったり、たまに不正出血が起きることも。数キロくらいの増減なら問題はないかもしれないけれど、あまりも激しい体重の上下はホルモンバランスが崩れて月経サイクルを狂わせてしまう。


排卵が起きている

お腹に手を当てる女性

ササン医師は、これは全ての女性に起きるわけではないと言うけれど、排卵のタイミングで少量の出血がある人もいると話す。

一般的に出血しているときには妊娠できないと思っているかもしれないけれど、もし排卵時にも血が出るのなら出血していても妊娠してしまう可能性もある。だからきちんと避妊はするように。


妊娠の可能性

お腹に手を当て妊娠を示唆する女性

実は、出血は生理の少し前に起きるだけではない。米国妊娠協会によると、約20%の人は妊娠初期の12週目までの間に出血を経験すると言う。

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

生理とは別の理由で下着に血がつくという経験は誰にでもあるもの。多くの不正出血の原因は、そこまで心配するようなものではないそうだからあまり気にしなくても良い。でも、もし出血が続くような場合は病院に行くように。

Text:Laura Stampler Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images