小じわやクマに悩む人必見。アイクリームの“使いどころ”と選び方

01 October 2018

小じわやクマに悩む人必見。アイクリームの“使いどころ”と選び方

乾燥が気になる季節が到来。毎年気になる疑問は、フェイスクリームだけでなく、アイクリームも使うべきか? ということだけど、あるお悩みに対しては有効みたい。

疑いを持つ人々は、一般的なフェイスクリームを小さくして高価にしたのがアイクリームだと思っているかもしれない。でも、驚きがいっぱい詰まったアイクリームの小さな容器は、目の下のクマを明るくし、腫れぼったさを消すどころか、小じわまで伸ばすことを世界に約束するかのごとき自信に溢れているらしい。果たして、このような宣伝文句を科学は実際に裏付けているのだろうか。

 

「目の周りのデリケートな皮膚は、顔の他の部位よりも薄さが10分の1にもなるので、紫外線、汚染物質、そして生活習慣要素 (脂肪や糖分の多い食事、タバコ、アルコール、睡眠不足など) といった環境ストレスの日常的な猛攻撃を一段と受けやすい」 と語るのは、スキンケアエキスパートのアビ・クリーヴ。「目の周辺には肌本来の油分も不足している。つまり、もともと繊細な部位は分厚く頑丈な部位より乾燥や脱水症状を起こしやすく、回復も遅いということ」。

眼窩骨周辺の皮膚には若干過保護になる必要があるのは明らかだとか。でも、イギリスのスキンケアサービスSkin55の顧問皮膚科医で、『The Skincare Bible』の著者であるアンジャリ・マフト医師は、そこにまったく別の化粧品を使う必要はないかもしれないと説明している。

「通説とは裏腹に、目の周り専用の化粧品が必ずしも必要とは限らない。顔用保湿液の多くは目の周辺にも使える。一般的に言って、顔に使える商品なら目の周りに使っても問題ないはず。成分リストを比較しても、目の周り専用の商品と顔用の商品に大きな違いはないから」。

 

しかし、このルールには例外がある。

「オイリー肌に悩まされており、日中の保湿液でそれに対抗しようとしている人は、目の周り専用の軽めの化粧品を使う意味があるかもしれない。また、染みができやすい肌のために作られた化粧品は、目の下を刺激して不必要に乾燥させることもあるので、肌にやさしい商品を使うのがベスト」。

一生懸命稼いだお金をアイクリームに使うべき時とは? 局所的な治療で実際に改善する目の問題を専門家に教えてもらった。


アイクリームは目の下のクマに効く?

「目の下のクマはよくある問題」 とマフト医師。「クマができる理由はたくさんあるけど、エスニックなスキンタイプの人、遺伝的素因がある人、老化が進んでいる人により多く見られがち」。

遺伝によってもたらされた目の下のクマに関して言えば、局所的な治療にできることはあまりない、という意見でおおむね一致しているみたい。該当者には悪い知らせで申し訳ないけれど、美容液やクリームやジェルをどんなに使っても、ママとパパから受け継いだものは変えられない。

でも、クマの原因が、アレルギー、皮膚炎、黒皮症といった肌トラブル、または甲状腺疾患や花粉症などの医学的な問題にあることも。

このような生活習慣によって引き起こされた目の下のクマは、遺伝子の影響を受けたクマよりはるかに治しやすい。マフト医師によれば、「大多数の人にとって最も手軽なクマの治療法は、局所的なクリームや薬の使用。個人的な経験から言って、これらは皮膚の色素やメラニンの量を減らすと同時に、黒ずみ、クマ、色素沈着を改善するのにも効果的」。

 

マフト医師は最後に、常に日焼け止めを塗ることの重要性を強調している。「紫外線 (いつも犯人!) は、既存のクマを悪化させる可能性があるので、SPF値の高い目の周り専用の日焼け止めは普段から絶対マスト」。

探すべき成分は? 市販の商品なら、ビタミンC、アルブチン、コウジ酸、ナイアシンアミド、アゼライン酸、そしてレチノール。ナチュラルな成分にこだわるなら、甘草や桑の実のエキス配合の商品を探してみよう。


アイクリームで腫れぼったさは解消できる?

目の下のクマとは違い、目が腫れぼったいのは目の下に液体が溜まっているから。

マフト医師の話では、この問題に関連する生活習慣要素は多数ある。高価なアイクリームを買う前に、まずは生活習慣を見直してみよう。

「まずは睡眠。毎晩確実に十分寝ること。質の悪い睡眠や睡眠不足は目の腫れを悪化させる。ヘルシーな食事をして、アルコールや塩気の多い食べ物は、体から水分を奪い、腫れぼったさを目立たせるので控えるべき」。

やっぱりアイクリームの助けを借りたいという人には、目の腫れを和らげる効果が実証された、カフェインや抗酸化物質などの成分を含んだ商品がおすすめ。


アイクリームで小じわは伸びる?

小じわは自然な老化プロセスの一部だけど、減らしたいなら見通しは明るい。マフト医師によると、アイクリームは恐らく目尻の小じわを最小限に抑えるのに役立つ。「小じわを減らすには、レチノイド、抗酸化物質、植物成分、そして日焼け止めといった特定の化学物質が使える」。

でも、小じわ対策において一番大切なルールは保湿。

「水分を引き寄せて化学的に結合する保湿剤は、肌の水分を保つカギ」 とマフト医師。「保湿剤には肌を一時的にふくよかにする力があるので、小じわがすぐに目立たなくなる」。

自重の1,000倍の水を結合する能力をもつヒアルロン酸は、小じわ対策のアイクリームには大切な保湿成分かも。

 

※この記事は、UK版ダウンロードから翻訳されました。

Text: Roberta Lister Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images