“走る”以外にもできることがある。東京マラソンのチャリティーについて知りたい!

27 August 2018

“走る”以外にもできることがある。東京マラソンのチャリティーについて知りたい!

ランナーなら、誰もが一度は参加してみたいと思うマラソン大会「東京マラソン」。参加人数や抽選倍率の高さ、2018大会では設楽悠太選手が日本新記録を出すなど、華やかな一面が取り上げられることが多いけれど、実は東京マラソンが日本でいち早くチャリティーに取り組んでいたって知ってた? 

今回は、東京マラソンのチャリティーへの取り組みについて、東京マラソン財団事業本部チャリティー担当の清水さんと、マーケティング・広報部の黒川さんにお話を伺った。

チャリティーを取り入れたきっかけは、世界基準に追いつくため

実は東京マラソンでは、スタート時からチャリティーを取り入れていたわけではなかったそう。

「ボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソンという世界のメジャー大会で、東京マラソンはチャリティーの取り組みに一歩遅れていたんです。日本における寄付文化も定着していなかったのですが、世界レベルの大会にするためにも2011大会から取り組みを始めました。マラソン参加者もチャリティー額も年々増えていますが、それでも世界のメジャーな大会に比べるとまだまだだと感じます」と清水さん。 

チャリティー額は東京マラソンの定員数が毎年増えていることもあり、増加傾向。大会が根付くにつれてチャリティーやチャリティーランナーに興味を持つ人が増えたことも背景にあるんだそう。


具体的にはどういう取り組みをしているの?

具体的にはどういう取り組みをしているの?
©東京マラソン財団

東京マラソンに興味があるし、参加できるかどうかに関わらず自分にできるチャリティーがあればトライしてみたい! そう思った人も多いのでは。

東京マラソンで選べる寄付先事業は、スポーツ、子ども、障がい者、医療・難病、災害、自然環境、教育・保育、海外、動物、芸術の分野からの22事業。寄付先事業を担う団体は「国境なき医師団」や「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」など、NPO法人や公益財団法人がほとんど。

東京マラソンを通じてチャリティーに協力したいなら、以下をチェックしてみて。 

【1】 チャリティーランナーとして走る

一定額以上の寄付をした人の中から希望者は、チャリティー活動をアピールするチャリティーランナーとして東京マラソンに参加可能。東京マラソンに出走することでチャリティー活動の素晴らしさを発信する。

※東京マラソン2019のチャリティーランナー(アクティブチャリティ除く)は、定員に達しました。寄付金については2019年3月31日(日)まで受付中。

【2】 Run with Heart ランナーになる

先行エントリーや一般エントリーで「東京マラソン2019」に当選したランナーは、後からでも寄付をしたりクラウドファンディングで寄付を集めたりしてチャリティー活動に参加できる。

【3】 サポーターになって寄付をする

公式サイトのクラウドファンディングに登録しているチャリティーランナーのページを見て、「応援をしたい!」と思ったチャリティーランナーの出走を寄付を通じてサポート。2019大会は有森裕子さんや北澤豪さん、タレントの西村知美さんなどがアンバサダーとしてクラウドファンディングに登録。

今回、2019大会に出走予定のチャリティーランナーの中から、シドニー、アテネオリンピックに出場した大島めぐみさんと、タレントとしても活動する中村優さんのコメントをご紹介。


東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティーアンバサダー 大島めぐみさん

東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティーアンバサダー 大島めぐみさん
©東京マラソン財団

「現役時代に海外レースに出場した際、スポーツを通してのチャリティー活動がとても盛んだったことに衝撃を受けました。いつか私もマラソンで自分にできること、思いをつなげることができたらと思ったのがRun with Heartに取り組んだきっかけです。

実際に走ってみてRun with Heartに参加しているみなさんそれぞれの思いや目標を知り、自分にチャレンジする場なのだと感じました。一人ではできないことも思いを託すことでいろいろな力に変わっていくこと、マラソンを走ることで誰かの支えになり力に変わること、そして何よりマラソンを通してチャレンジすることの素晴らしさをより多くの方に知って頂けるようにしたいです」

大島めぐみさんのチャリティシートはこちら>>>


東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティーアンバサダー 中村優さん

東京マラソン財団スポーツレガシー事業チャリティーアンバサダー 中村優さん
©東京マラソン財団

「マラソンを始めたきっかけは、2008年に仕事でホノルルマラソンを走ることが決まったことでした。Run with Heartで走るまでは自分がマラソンを楽しむため、マラソンの楽しさを伝えるために走ってきましたが、チャリティーランナーとして参加することで誰かの役に立てることにとてもやりがいを感じました。

私がアンバサダーをしているスポーツレガシー事業の寄付金は、子どもたちの基礎体力を上げるための取り組みや、未来のトップアスリートを育てる取り組みなど、スポーツの発展に役立てられています。寄付して終わりではなく、寄付金がどのように活用されているかを知ることでチャリティーへの意識が変わると思うので、これからもスポーツレガシー事業のアンバサダーとして伝えられることを発信していきたいです」 

中村優さんのチャリティーシートはこちら>>>

一般のチャリティーランナーたちも、
「小さな寄付でも大勢でやれば、大きな力になります。たくさんの人に呼び掛けて、寄付をたくさん集めたいと思います」
「私が走ることで、病気の子どもたちを一人でも助けられたら幸せです。子どもたちのために、そして自分のために走ります」 

など、それぞれの思いを抱えて東京マラソンに参加。2019大会では、マラソン3万5,000人、10キロ500人の参加者のうち5,000人(マラソン)がチャリティーランナーとして出走予定。


走らなくても誰でも参加できる!「VOLUNTAINER(ボランテイナー)」って知ってる?

走らなくても誰でも参加できる!「VOLUNTAINER(ボランテイナー)」って知ってる?
©東京マラソン財団

チャリティーランナーとして走れるほど、まだランニング経験もないし……でも、誰かのために何かしたい! と思った人もいるはず。東京マラソン財団が運営する「VOLUNTAINER(ボランテイナー)」は、ランニング経験がなくても誰でも登録できるオフィシャルボランティアクラブ。

東京マラソンでのボランティアはもちろん、さまざまなボランティア活動や救命講習など各種スキルアップの機会もあり、活動を通してスポーツボランティアとしてのステップアップも可能。気になる人は以下のURLから登録してみて。

東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ VOLUNTAINER>>


古着のリサイクルなど、大会としてもサステナビリティーを意識した取り組みも実施

古着のリサイクルなど、大会としてもサステナビリティーを意識した取り組みも実施
©東京マラソン財団

東京マラソンではチャリティーランナーなどの取り組みだけではなく、さまざまなサステナビリティーを意識した取り組みも行っている。参加者のスポーツウエアやぬいぐるみ、着なくなった服などの古着を集めて海外に寄付したり、給水所などで余った食材の寄付、間伐材を使用したコップや植物由来の合成繊維を使用したボランティアウエアなど、自然環境に配慮したゴミを減らす取り組みも実施。 

「東京マラソン2019」のランナーエントリーは2018年8月31日(金)17:00まで。まずはエントリーすることから始めてみよう!

 

東京マラソン2019チャリティー公式ウェブサイト Run with Heart
https://www.marathon.tokyo/charity/

東京マラソン2019大会公式ウェブサイト
https://www.marathon.tokyo/

Photo : 東京マラソン財団