つらい朝とさようならはできるの? 夜型のエディターが1カ月間、毎朝5時に起きてみた結果

01 April 2019

つらい朝とさようならはできるの? 夜型のエディターが1カ月間、毎朝5時に起きてみた結果

朝目覚ましが鳴っても起きられないのに、夜は何時間でも起きていられる「夜型」が、毎日朝5時にすっきり起きられる「朝型」に変わることはできるの? どうやら専門家によると「朝型・夜型」といった傾向は、残念ながら遺伝子によって決められるものだそう。でも自分の体内時計を調節する方法を取り入れることで、朝に対する苦手意識を減らすことは可能だとか。そこでイギリス版ダウンロードの夜型ライターが、1カ月間毎朝5時に起床することで少しでも朝型に近づけるかを実験。果たしてその結果は?

「誰にでも、遺伝によって決められた “クロノタイプ” があります」と説明するのは、オランダのフローニンゲン大学で有機体の生体リズムについて教えるバーバラ・ヘルム教授。このクロノタイプこそが “朝型人間” か “夜型人間” かを決めるもので、体内時計(概日リズム)にその特徴が大きく反映されるそう。

クロノタイプは、23.7~24.7時間という軸の中で、起床前に体温が上昇するタイミングなどを決めている。具体的な時間帯は、年齢や性別といった要素によって左右されるそう。小さな子どもは朝の5時から活発なのに、10代の子どもは昼まで寝ており、あなたの同居人は朝6時までにはランニングも料理もこなしている、という違いが生まれるのは、これが理由。

自分のクロノタイプを変えることは不可能だけれど、それを早めることは可能。「光は、体内時計のタイミングに影響を与える大きな要素の一つです」と語るのは、英サリー大学の時間生物学教授、デブラ・スキーン。

「光目覚ましを使ったり、カーテンを開けたまま寝たりすれば、体内時計は進みます」。1日500mgのマグネシウムを飲むこと(*)が睡眠の質の向上につながることも研究から分かっているそう。もちろん、夜更かしばかりしていないで早めに寝ることも、体内時計を早めるのに役立つ方法の一つ。

*サプリメントを摂取し始める際には、あらかじめ医師に相談することをおすすめします


朝型になるうえで、習慣づけるといいこととは?

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早起きの動機付けには、ストレスを軽減するアクティビティが理想的。一番いいのは幸福感を生むエンドルフィンの分泌を促し、仕事をはかどらせてくれるエクササイズ。でも、朝からエクササイズすると、午前から午後の中盤にかけて活力が急降下するので、ヘルシーなおやつを準備しておくのが賢明。そうしないと血糖値を急激に上げては下げる炭水化物につい手が伸びてしまい、余計疲れてしまうことに。


エディターが実体験! 1カ月間毎朝5時に起き続けたら、朝もつらくなくなる?

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日が昇る前にジムへ行き、読書をし、瞑想(めいそう)をし……と生産性を上げることで驚くほどの成功を収めているCEOもたくさんいる。やろうと思えば夜型人間も朝型人間になれるの? 早起きすれば1日が長く感じ、ストレスが減り、生産的になれるの? さまざまな疑問を解消するべく、生粋の夜型ライターのクレア・ホッジソンは、1カ月、目覚まし時計を朝5時にセットし、部屋に光を入れながら体内時計を調整することに試みた。

結果は果たして? 1カ月試してみた結果

「朝が得意になったとは言い切れないけれど、自分の時間を意識的に使うようになったので、ストレスが減り、仕事が速くなったのは実感している」と話すクレア。

何度目が覚めようと、週末は朝11時までベッドから出なかった彼女が、今では7時であろうと11時であろうと目が覚めたと同時にベッドから出るようになったそう。いつも通っているピラティスも、朝7時半のセッションに振り替えられるようになったとか。彼女にとって効果的だったのは、スヌーズボタンを極力使わない癖づけ。「二度寝や三度寝をすると、余計に起きられなくなるもの。ベッドから出る前に20分間スマホをいじっていたほうが、スヌーズボタンを押してまた寝るよりもおすすめ。スヌーズボタンを使わなくなっただけでも気分よく起きられるようになった」

夜型生活を変えなきゃ、と思っている人は、騙されたと思って1ヶ月5時起き生活を試してみては? 

※この記事は、イギリス版ダウンロードから翻訳されました。

Text: Claire Hodgson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images