知っておきたい! 医師が教える、生理中に増えてしまう体重を「最小限に抑える方法」

29 September 2018

知っておきたい! 医師が教える、生理中に増えてしまう体重を「最小限に抑える方法」

生理になると、どうも体重が増える気がする……どうやらそれは思い過ごしではないみたい。

米ノースウェスタン大学のフェインバーグ医学院で産婦人科学の教授を務め、ヘルスケアサービス「Northwestern Medicine」で医長を務めるローレン・シュトライヒャー博士によると、中には生理中に体重が2キロ以上増える人もいるそう。ところがうれしいことに、生理中に起こる体重の増加は体内に水がたまりやすいせいなので、あくまでも一時的だとか。でも生理中に摂取するものによっては、限定的に増えただけのはずだった体重がそのまま維持されてしまうことも。生理中に体重が増えやすい4つの理由をアメリカ版ダウンロードが解明!


実は生理と密接に関係。体重の増加とむくみは、ホルモンの仕業

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女性ホルモンとして知られるエストロゲンが最も多く分泌されるのは、生理が始まるちょうど前。つまり月経周期の後半にこの症状が見られる。そしてエストロゲンの分泌量が多いと、体内に水をため込んでしまうそう。そのため体がむくみ、体重が数キロ増えてしまうことも。ただ、エストロゲンの分泌量は生理が始まると自然と下がるので、生理痛が始まるころには体重も徐々に落ちてくるはず。

米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の産婦人科医、ナターシャ・ジョンソン医学博士によれば、エストロゲンの他に、プロゲステロンという女性ホルモンも生理中の体重増加を引き起こしているとか。プロゲステロンの分泌量は、月経周期の第2ステージで頂点に達する。エストロゲンと同じように体内に水分を蓄積させるため、場合によってはこの時期にも体重が増えるのだとか。ちなみに胸が張るのも、実はプロゲステロンの仕業と、ナターシャ。


最も危険! 「生理中のジャンクフード」はダイエットの敵

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生理中はしょっぱいものや甘いものに惹かれがち。

でも、米マウント・シナイ・アイカーン医科大学で産科学や婦人科学、生殖科学の助教授を務めるリサ・ダブニー医学博士によると、このような食べ物は最も避けるべきだという。塩がたっぷり振られたポテトチップス、それからキャンディーやドーナツなどの単炭水化物は、余計に体に水分をため込んでしまう“むくみの敵”。

生理中はピザやアイスクリームに手が伸びてしまう日もあるけれど、ジャンクフードのせいで増えた体重は生理後になっても落ちない可能性大。月経周期とともに自然と体重を落としたいのなら、しっかりと水分を摂ること。後はギリシャヨーグルトを筆頭とする脂肪分の少ないタンパク質を取って、空腹を満たして。確実に体重を落としたいのなら、食事にマインドフルであることが最も大切。


適度な運動はむくみをケア。けれど、体の声を優先してOK

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生理中は体がだるく、ジムへは足が遠のいてしまいがち。でも「汗を流すと体調が良くなり、体重も維持しやすくなる」とリサ。

実は運動をすると、体にたまった余分な水分が汗として排出されるそう。運動は幸福ホルモンであるエンドルフィンの分泌も促してくれるので、生理痛の緩和効果も期待できるみたい。それでもやっぱり今日は運動したくない、だるいというときは体の声を優先して。


欲しくても避けた方が得策。カフェインや炭酸飲料はつらい結果を招く!?

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疲れやすくなる生理期間中は、どうしてもカフェインが欲しくなるもの。でも生理になった途端、いつも以上にコーヒーを飲んでしまうと、おなかが張ったり胃がもたれたりすることも。

これはコーヒーに限らず、カフェインが入っているもの全般で同じ症状が起きるよう。さらに炭酸飲料を飲むと、その症状は2倍増しするとか。

南カリフォルニア大学のケック医科大学で、産婦人科学の助教授を務めるサラ・トゥーグッド医学博士によると、「炭酸飲料は体を潤すと勘違いしている人が多い」よう。ところが炭酸飲料にはむくみを悪化させる砂糖や人工甘味料が多く含まれているため、潤すどころか体がむくむだけ。生理中に水太りをしたくない場合は、シュワっとした飲み物は避けた方が得策みたい。

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

Text: Cassie Shortsleeve and Emilia Benton Translation: Ai Igamoto Photos: Getty Images