眠れないのは自分のせいかも。快眠を妨げる、ベッドの上でのNG行動6

18 November 2018

眠れないのは自分のせいかも。快眠を妨げる、ベッドの上でのNG行動6

近年睡眠障害を抱える人が増加傾向にあり、世界では新たな睡眠薬が次々と開発されているそう。でも薬の手を借りる前に、まずはベッドでの過ごし方を見直してみては?
今回は、睡眠の質を低下させてしまうベッドでのNGな過ごし方を、専門家たちから教えてもらった。その内容をイギリス版ダウンロードよりご紹介。


1. 寝る直前までのテレビ、暴力的な番組はアウト

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テレビを見ながら眠りにつくことは、寝る前の歯磨きと同じくらい当たり前のことかもしれない。でも、チラチラする照明や終始鳴り続ける周波数の低音は睡眠にとって毒のよう。
「テレビ画面から放たれる光は脳を刺激し、睡眠促進ホルモンとも呼ばれるメラトニンの分泌を阻害してしまう」そう話すのは、睡眠の専門家、W. クリストファー・ウィンター氏。さらに見ている番組が過激で暴力的なものだと、良質な睡眠を得るのが余計に難しくなるとか。寝る1時間にはテレビを消して、脳を休めてあげて。


2. 昼夜の区別がつきにくくなる。暗い部屋でのインスタグラムチェック

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現代人の多くは四六時中スマホをがっちり握り、いつでもコミュニケーションが取れるよう万全の準備を整えている。寝るときもそれは同じ。
寝る前にメールやSNSを最終チェックしたい気持ちはわかるけれど、これは控えるべき行動。南カリフォルニア大学の睡眠の専門家、エリック・キジリアンは、特に暗い部屋で光を放つ画面を見つめるのはよくないと忠告している。「画面が放つライトにさらされると、体は昼なのか夜なのかわからなくなってしまい、眠りにつきにくくなります」
ブルーライトはメラトニンの生成を妨害し、体内時計まで狂わせてしまうリスクがあるそう。ぐっすり眠りたいのなら、スマホはベッドから遠ざけておくのがよさそう。


3. アリやハエ、ゴキブリを寄せ付けている。ベッドの上でのお菓子タイム

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ベッドの上でテレビを見ながらお菓子をぽりぽり……なんてよくあること。この行為に対して、PJB 害虫駆除コンサルタント社で害虫駆除を行うポール・ベロ氏は以下のように忠告している。
「シーツに小さな食べかすを落としてしまうと、アリやハエ、ゴキブリが寄ってきやすくなります」
アメリカ自然史博物館シニアアシスタントの法医昆虫学者のルイーズ・N・ソーキン氏もこの見解には同感のよう。カップケーキやクッキーなどの固形物だけでなく、ソーダやフルーツジュースでもアリやハエ、イエバエ、クロバエを寄せ付けてしまうそう。寝る場所は特に清潔を保つようにしよう。


4. 絆を深めたいのならなおさら。布団に入ってからのけんか

多くの人にとって寝る前の時間は、パートナーと親密なひとときが過ごせる場でもある。

ところがストレスフルな一日だと、パートナーへ当たってしまいけんかに発展してしまうことも……。でも布団に入ってからのけんかはよくない、と話す恋愛の専門家ボニー・イーカー・ウェイル。

「寝る直前なら、イライラや不安はいったん飲み込みましょう。ネガティブな感情は心にしまった方が問題解決につながることもありますし、そうすることで絆が深まることもあります」
ベッドでは、けんかの代わりにパートナーをハグしてみて。すると緊張を和らげるエンドルフィンが放出され、眠りに落ちやすくなるそう。よく眠れた翌朝にはイライラもすっかり落ち着き、冷静な気持ちでパートナーとも話し合えるはず。


5. ベッド=仕事と結びつけるのは危険。ベッドで仕事を片付けるのが癖

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生産性アップの方法を伝授するローレン・スタック氏は「ウォール・ストリート・ジャーナル」誌にこう語っている。
「多くの人がベッドで仕事を終わらせることが生産的だと思っているけれど、『ベッドでやればいいや』と思って日中に終えられるタスクも後回しにしている可能性があります」
さらに国立睡眠財団によると、ベッド=仕事と結びつけてしまうと睡眠障害が悪化してしまうとか。


6. ぜんそく持ちやアレルギーがある人は注意。ペットと一緒に寝る

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国立睡眠財団は、ペットと寝ることが睡眠を妨げる可能性を示している。
それもペットがベッドの上で動き回ったり音を立てたりすると、余計眠りにつきにくくなるからとしている。決められたスペースで動かず静かに眠ってくれれば問題ないけれど、なかなかそうもいかないもの。さらに動物アレルギーでなくても、その他のアレルギーがあったりぜんそくだったりすると、ペットとのベッドタイムは睡眠に余計悪影響を及ぼす可能性もあるとか。
おとなしく熟睡するペットなら問題ないけれど、睡眠が足りていない場合や不眠症を抱えている場合は、別々に眠るのが賢明。

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

Text : Kelsie Gray Translation : Yukie Kawabata Photo: Getty Images