寒くても食べたいアイスクリーム! なんで頭痛が起こるの?

21 October 2018

寒くても食べたいアイスクリーム! なんで頭痛が起こるの?

冬でもアイスクリームを食べたいけれど、頭がキーンとなる痛みは避けたいもの。アイスクリーム頭痛の原因やケア法をアメリカ版ダウンロードからご紹介。

アイスクリーム頭痛は、具体的に何が起こっているのか、そしてどうすれば症状を少しでも改善できるのか。

冷たいナイフで脳を指されているあの感覚は、科学的には「翼口蓋神経節痛」と呼ばれているけれど、ここでは「アイスクリーム頭痛」とする。

カリフォルニア・サンタモニカのプロヴィデンス・セント・ジョン健康センターに努める神経学者、クリフォード・セギルは、アイスクリームを食べたときに頭痛が起こる経緯を教えてくれた。

冷たいものを食べたり飲んだりするペースが速すぎると、口の上部分(口蓋)と喉の奥で非常に急な温度の変化が起こり、そこにある血管が収縮、あるいは閉塞する。
収縮した血管の影響は前大脳動脈にも及ぶ、とセギル先生。脳の前部分に酸素を含む血液を運ぶ大事な血管。

脳はこの状態をよしとせず、髄膜(脳の外部を覆う部分)の痛覚受容体を素早く膨張・収縮させる。これによって三叉神経が刺激され、顔と口腔からの感覚が脳に伝達されるのだと米国立衛生研究所は公表している。「この感覚が脳内で痛みとして処理されるのだ」とセギル。アイス一口を食べるたびに、口の中や脳ではなかなか細かいプロセスがあるということ。


アイスクリーム頭痛は防げる?早く治すには?

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対策法は一つ。冷たいものはゆっくり食べて。

アイスクリーム頭痛を早く治す方法もあるけれど、そもそも秒単位でやってきては引いてしまう痛み。セギルいわく、特にひどい痛みならば、すぐ舌を口の上側に当てたり、室温くらいの飲み物を飲んで口の中の温度を安定させるべきだとか。また、鼻から息を吸うことで口の中が温まり、痛みを早く引かせることができるらしい。

 

※この記事は、アメリカ版ダウンロードから翻訳されました。

Text:Korin Miller Tanslation: Emi Ito Photo: Getty Images