日焼け止めが必要なのはいつ?

オーストラリア国内の調査結果は、オーストラリア人は日焼け止めが最も必要な時を知らないので、無意識のうちに皮膚がん....

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オーストラリア国内の調査結果は、オーストラリア人は日焼け止めが最も必要な時を知らないので、無意識のうちに皮膚がんのリスクを高めていると指摘したとか。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

オーストラリアがん協議会が発表した直近の日焼け防止調査結果では、紫外線レベルが3以上であれば日焼け止めが必要であると理解していた成人の数は、10人中1人にも満たなかったみたい。

紫外線は、オーストラリアで4番目に多い皮膚がんである黒色腫 (メラノーマ) の主要な原因だそう。秋になって気温が下がっても、紫外線の強さは変わらないらしい。

この調査結果は、オーストラリア人が気象要因と日焼けの関係をよく理解していないことも示している。

2016年と2017年の夏の調査では、参加者の24パーセントが日焼けのリスクは気温に応じて高くなると誤解し、23パーセントが雲の量、風、湿度といったコンディションが日焼けに関連しているという間違った回答が多かったらしい。

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オーストラリアがん協議会が運営する皮膚がん委員会のチェアマンであるヘザー・ウォーカーは、この知識格差は問題になっている事柄であり、今こそ連邦政府が立ち上がり、新たな日焼け防止キャンペーンに投資すべき時だと主張した。

「この調査結果は、オーストラリア人が未だに日焼けの原因をしっかり理解しておらず、必要な時に肌を守っていないことを示している」。

そして過去のキャンペーンの成功により、40歳以下の黒色腫発症率は下がってきたみたい。

でもウォーカーは、日焼け止めの重要性を伝えるメッセージは、継続的に強く発信されるべきだと考える。

そうしないと、若い世代が致命的な皮膚がんにかかり続けると彼女は警告する。なぜなら 「太陽はどこにも行かない。よってオーストラリアの紫外線レベルは常に高くなる」 からだとか。

連邦政府は、もう10年近く日焼け防止キャンペーンに出資していないという。

オーストラリアのAAP通信に対しウォーカーは、「連邦政府が立ち上がり、国家レベルのキャンペーンに貢献するべき非常に大切な時だと思う」 と語ったそう。

今年3月には、新たな教育戦略の展開に向けて、この分野の専門家数名がブリスベンにある皮膚がん研究施設Australian Skin and Skin Cancer Centreに集まることとなった。

医学研究機関QIMR Berghofer Medical Research Instituteのがん管理グループ長であるデヴィッド・ホワイトマン教授は、議論の焦点になるのは日焼け止めの役割だという。

「日焼け止めを塗るべきタイミングがいまいち分かっていないオーストラリア人が未だに多く、人によっては日焼け止めの使用量が私たちの期待値より低いみたい」

ホワイトマン教授は、黒色腫の効果的な治療法が新たに出てきたとしても、治療よりも予防が大切だと考えているそう。

※この記事は、当初Perth Nowから翻訳されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Sarah WiedersehnTranslation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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